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予定

 

平成28年 1月の行事予定
7日(木)七草・移動図書
13日(火)どんどや
14日(木)誕生会・身体測定
20日(水)さんすい会・避難訓練
21日(木)小発表会
30日(土)発表会

お願い
※13日(火)はどんどやです。お守りや、しめ縄がありましたら持たせてください。また園の駐車場で行いますので、針金や大型ホッチキの針、みかんなど燃えにくいものは必ず外してから持たせてください。
※30日(土)は発表会です。子どもたちの頑張っている姿をご覧いただけたらと思います。ご家族の皆様の参加を楽しみにしています。

これから押さえておきたい重要な病気と予防

※文章では長く感じるので読むのが面倒だと感じる方も多いと思いますが、大人も子供もかかると嫌な感染症。自分の健康は自分で守る、子どもの健康は大人が守る。しっかり読んで貰えると嬉しいです。

◆冬の感染症:ノロとインフル

本格的な冬がやってきました。空気が乾燥し、気温が低くなる冬季は、感染症がピークを迎える季節でもあります。冬季に問題となる感染症にはかぜ症候群、インフルエンザ、肺炎などの呼吸器感染症と、ノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルス性の感染性胃腸炎があります。

1.冬に感染症が流行する理由

  1. ウイルスの伝播性・感染力増強
    冬期には、感染した人の分泌物に含まれるウィルスが乾燥するため、空中に浮遊しやすい状態になります。
    また低温・低湿度下ではウイルスが体外でより長く安定して存在することが可能となります。
  2. 人の免疫力低下
    一方体温が低下すると代謝活動が低下し、免疫を担う細胞の働きも低下します。また乾燥によりのど・鼻腔・気管支の粘膜が乾いた状態となります。本来粘液でウイルスの進入を防いでいるのですが、ウイルスが粘膜内に侵入しやすくなり、感染を起こしやすくなります。

2.冬期に流行する代表的な感染症

  1. 呼吸器感染症
    「かぜ症候群」(いわゆる「かぜ」)は日常診療において最も遭遇する疾患の1つです。
    主にウイルス感染によって発生する上気道感染で、くしゃみ、鼻水、発熱、のどの痛み、咳などの症状を認めます。ウイルスの種類によっては症状が強く合併症を起こしやすい場合があり、インフルエンザは高熱、関節痛、筋肉痛などの強い全身症状を伴うことから、かぜ症候群とは区別して考えます。乳幼児ではRSウィルス感染症が問題となります。冬期には肺炎の増加が顕著となりますが、インフルエンザの流行期にはインフルエンザと細菌性肺炎の合併が問題となります。
  2. 感染性胃腸炎
    感染性胃腸炎は多種多様の原因(細菌、ウイルス、寄生虫など)によるものを包括する症候群名ですが、冬季に流行する感染性胃腸炎の大半は、ノロウイルスやロタウイルス等 のウイルス感染によるものと推測されます。
    ノロウイルス感染症による胃腸炎は、通常24~48時間の潜伏期の後、突然の吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などで発症します。
    通常3日程度で回復しますが、牡蠣などのウイルスに汚染された食物からの感染がよく知られていますが、その他に患者の嘔吐物や下痢便を介してヒトからヒトに感染します。ノロウイルスの感染力は非常に強く、しばしば保育所や幼稚園、病院や高齢者施設等で集団発生が報告されています。
    一方 ロタウイルス感染症は冬季乳幼児下痢症の代表的な原因ウイルスであり、小児に多くみられます。48~72時間の潜伏期の後に嘔吐、下痢、発熱が出現します。米のとぎ汁のような白色の下痢便が特徴です。

感染予防について

両者とも手洗い、マスクが重要です。
くれぐれも他人にうつさないことが大切です。公共の場でウイルスを撒き散らさない。特に見知らぬ高齢者や虚弱者にうつさぬようマナーを守りましょう。
ノロウイルスの感染予防には、流水と石けんによる手洗いの励行と、食品等の十分な加熱、嘔吐物や下痢便の適切な処理がきわめて重要です。嘔吐物や下痢便の処理の際には手袋だけでなく、必ずマスクを着用しましょう。空中を浮遊するウィルスがいるからです。消毒、清掃には塩素系の洗剤(ハイター等)を希釈したものを使用しましょう。
また、最初にも述べましたように、冬は乾燥すること、免疫力が低下することが感染にかかる大きな要因となります。
まず、乾燥対策。加湿器を活用しましょう。
昔はストーブの上にやかんがよく乗っていましたが、あれも乾燥を防ぐためには有効だっだでしょう。また、喉の乾燥をふせぐためにこまめに水分をとるようにしてください。
うがいをする、マスクをする、飴をなめるのも有効でしょう。
そして抵抗力、免疫力をつけるために。規則正しい生活を。睡眠時間は十分にとる。栄養をとる。適度な運動も有効です。
いつものうがい、手洗い、マスク・咳エチケットに加え、加湿、睡眠・栄養・運動を今回は提案します。
予防できることはして、快適に冬をすごしましょう。

先月の予定